わさびの苗は、一本ずつ手作業で等間隔に植えていきます。一日に一人あたり数千本という単位で植え付けを行います。

わさびを収穫したばかりのわさび沢は、砂の中にわさびの根が残っていたり、小さなごみが紛れていたりします。ポンプを使ってわさび沢の砂を洗浄しながら、次に植える苗が根を張りやすくなるようにやわらかなフカフカの砂地に仕上げます。

竹べらやナイフを使って一本ずつ手作業で根をむしっていきます。

前、横、後ろ、どの角度から見てもわさびが映えるように、何度かに分けて包丁を入れます。やり直しがきかない作業なので、気を引き締めて作業に掛かります。