わさびの仕事
わさびを生産するにあたってどんな仕事を行っているのか、簡単にご紹介します。
たくさんの仕事があり、全て紹介することは難しいですが、随時アップしていきます。
◼わさび沢をポンプで洗浄する。
わさびを収穫し終えたわさび沢は、砂の中にわさびの根が残っていたり、小さなごみが紛れていたりします。ポンプを使ってわさび沢の砂を洗浄することで、わさびの根やごみなどを取り除きながら、砂を柔らかくし、次に植える苗の根が張りやすい環境を整えます。
◼砂をわさび沢に補充する
水の流れやポンプの洗浄作業によってわさび沢から流れ出てしまった砂の補充を行います。写真は、砂を運搬しているモノレールです。重い砂を一度にたくさん運ぶことができるので、とても助かります。モノレールは、わさびの収穫時やその他の資材を運ぶためにも使用します。広く勾配があるわさび沢では、モノレールは必需品です。
◼苗を植える
ポンプをかけてふかふかできれいになったわさび沢に苗を植えていきます。等間隔に1本ずつ手作業で植えていきます。苗と苗の間隔は、広すぎても狭すぎてもいけません。どのくらい大きくなるわさびなのかを考慮しながら最適な間隔で植えていきます。
◼わさびと芽苗に分ける
わさび沢からわさびを抜くと、わさびには芽苗が付いています。そのため、わさびと芽苗とに分ける作業を行います。
◼茎を切る
前、横、後ろ、どの角度からわさびを見ても映えるように、何度かに分けて包丁を入れます。茎の切り方次第でせっかくのわさびが台無しになってしまいます。また、やり直しのきかない作業でもあります。気を引き締めて作業に取りかかります。
◼わさびの根をむしる
わさびの根を竹べらやナイフを使ってむしっていきます。わさびを傷つけないように気をつけながら1本ずつ手作業で行います。
◼わさびの箱詰め
大きさごとにわさびを並べ、きれいに箱詰めします。